1968年藤沢市生まれ。府中市文化生涯学習課生涯学習係長(前府中市美術館学芸員)。東京藝術大学美術学部芸術学科卒。現代美術の企画展、公開制作やワークショップなどの教育普及プログラムを手がける。主な展覧会に、「第2回府中ビエンナーレ―来るべき世界に」(2004)、「アートサイト府中2010 いきるちから」(2010)、「燃える東京・多摩―画家・新海覚雄の軌跡」(2016)。近年の論文に、「美術館と『学習の自由』―憲法の基本的人権、『表現の自由』との関わりから―」(日本社会教育学会編『「学習の自由」と社会教育』東洋館出版社、2020)、「戦後美術論争史 初期『美術運動』を読み解くために」(『美術運動 復刻版』別冊、三人社、2021)、「絵画 関東大震災における美術家の表現活動」(高森順子編『残らなかったものを想起する―「あの日」の災害アーカイブ論』堀之内出版、2024)。2005年から月刊『前衛』に「文化の話題・美術」連載。