早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)修士課程修了後、国立国際美術館勤務と並行して地域アートプロジェクトに携わる。パリでの文化庁新進芸術家海外研修を経て、エコール・デュ・マガザンにてハラルド・ゼーマンのアーカイブを現地調査し、出版。
フランス社会科学高等研究院EHESSにて社会学(修士)を修めた後、近年は社会とアートの関わりを探る分野融合的なアプローチに取り組む。移民労働をテーマにした「ルール炭田の日本人」(川辺ナホ)、デジタルゲームをめぐる美学者による理論とアーティストの実践「ゲームの美学」(吉田寛、ジェレミー・コーティアル)など、リサーチやシンポジウムなどもアートの実践の場ととらえて活動する。イギリス滞在を経て現在はドイツ、ハンブルク在住。