東京藝術大学卒業(比較芸術学専攻)。1982年から2018年まで熊本県立美術館に勤務し、企画運営や収集事業のほか、全国を巡回する海外展の企画・統括に携わる。2018年、熊本県立美術館学芸課長を退官し、アート・キュレーション代表に就任、フランスなどの海外美術館のコレクション招聘事業等の監修・執筆・講演に携わる。専門分野は比較芸術学、美術館のミュゼオロジー。特化した専門領域として、エコール・ド・パリの動向と関連作家、藤田嗣治(レオナール=ツグハル・フジタ)、西欧版画史。1987年から熊本大学や長崎大学の講師を歴任し、2020年から崇城大学芸術学部で学芸員資格課程に携わる。平成25年度紺綬褒章受章。