専門は美術史、ジェンダー史。千葉大学大学院社会文化科学研究科修了(文学博士)。著書に『戦争と女性画家 もうひとつの「近代」美術』(ブリュッケ、2013年)、『女性画家たちの戦争』(平凡社新書、2015年)。『戦争と女性画家』において女性史青山なを賞受賞(2014年)。主要論文に「『女流美術家奉公隊』と《大東亜戦皇国婦女皆働之図》について」『美術史』(美術史学会、2002年)、「近代日本における女性と人形制作――上村露子とその活動の再解釈」『人形玩具研究 かたち・あそび』(日本人形玩具学会、2018年)。コラム連載に「女がみるアート」(『東京新聞』2016年)、「炎上考」(『東京新聞』2021年)など。