神戸大学文学部卒業、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ・ディプロマ取得、神⼾⼤学⼤学院文化学研究科博⼠課程修了(美術史学)。博士(文学)。専門は近現代西洋美術史、現代美術。2006年から2019年まで熊本市現代美術館に勤務。主な展覧会に同館での「荒木経惟 熊本ララバイ」(2008-2009)、「小谷元彦展 幽体の知覚」(2011)、「Welcome to the Jungle―熱々!東南アジアの現代美術」(2013)、「STANCE or DISTANCE? わたしと世界をつなぐ距離」(2015)のほか、「林 智子 虹の再織」(瑞雲庵、京都、2020-21)など。「Art Project KOBE 2019: TRANS- 」キュレーター。主な著書に『不朽の名画を読み解く』(ナツメ社、2010年、共著)など。主な論考に「ロスコ・チャペルにおける絵画と空間性の問題をめぐって」(『美術史歴参』中央公論美術出版社、2013年)など。現在はニューヨーク大学美術研究所と神戸大学で戦後美術史の研究に従事しながら、現代美術に関するキュレーションや記事執筆等に携わる。