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美術評論家連盟会報
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『美術評論家連盟会報』 20号 特集「美術評論家連盟は何をしてきたのか」

[ニュース,会報バックナンバー,会報]  2019年11月23日 公開

『美術評論家連盟会報』20号を発行しました。

本号では、特集「美術評論家連盟は何をしてきたのか」のほか、追悼文、この1年間に国内で開催された展覧会・個別の活動・書籍・作品・出来事などから注目すべき事柄を選ぶ「私のこの3点」、そして会員による短信などを掲載しています。

 

『美術評論家連盟会報』 20号[目次]

 

会長退任を前に、この一年を振り返る  南條史生
特集趣旨  加治屋健司

 

特集「美術評論家連盟は何をしてきたのか」

美術評論家連盟設立の経緯  加治屋健司 
シェル美術賞・グッゲンハイム国際賞等の審査、国際美術協議会への参加  片岡真実
美術評論家連盟と東京都美術館  齊藤泰嘉 
パロディ裁判と美術評論家連盟  成相肇 
ヴェネチア・ビエンナーレ日本館の改修について  五十嵐太郎 
「日英現代美術国際シンポジウム」を回想する  塩田純一 
中国の美術評論家との交流  加治屋健司 
富山県立近代美術館問題を巡る声明文と要望書  島敦彦 
山種美術館の移転・縮小および学芸員解雇問題について   草薙奈津子
1998年の国際美術評論家連盟日本大会実施 事の経緯  南條史生 
50周年記念シンポジウム以後を記す  水沢勉
芦屋市立美術博物館の存続問題に関する声明書について  加治屋健司
「表現の自由」をめぐる近年の動向  林道郎  
毛沢東記念堂に行く人、行かない人  峯村敏明 
日英現代美術シンポジウム断片  木島俊介
美術評論家連盟資料について  鏑木あづさ

 

追悼

福島辰夫さんを悼む  飯沢耕太郎
追悼――富山秀男氏のこと  松本透
ワシオさんを悼む  佃堅輔
本江邦夫氏を偲ぶ  建畠晢
桜井武氏を偲んで  酒井忠康
評論家はどう死ぬか:さようなら、名古屋覚さん  金澤毅 

 

2018~2019 私のこの3点

五十嵐卓、大倉宏、加須屋明子、小勝禮子、谷新、千葉成夫、中塚宏行、早見堯、樋口昌樹、藤嶋俊會、藤田一人、松本透、水沢勉、山本和弘、山脇一夫

 

会員短信欄

検閲事件「表現の不自由展・その後」の雑感  アライ=ヒロユキ
潟の記憶  大倉宏 
(焼かれた)作り手の手に手向けて  gnck 
1965年の六本木  末永照和 
2018~2019年・短信  千葉成夫 
上前日記の出版予定とパンリアルの二人展-湯田寛と木村嘉子  中塚宏行
新たな“大政翼賛”の中の表現危機  日夏露彦 
バウハウス開校100年を巡って  深川雅文 
誰でも絵は描ける、誰でも絵は論じられる  藤田一人 
〈もの派〉誕生50年の節目に思うこと  本阿弥清 
栗憲庭のこと  牧陽一 
地球の旅人  山脇一夫 

 

編集後記

事務局からのお知らせ/奥付

 

[2019年度会報編集委員会]
編集委員長   加治屋健司
副編集委員長 中村史子
編集委員  太田泰人 成相肇 林道郎
編集補佐 山内舞子(事務局)