1947年 東京都に生まれる。現在、茨城県水戸市 在住。 東京藝術大学大学院美術研究科を修了後、東京都美術館 学芸員(1976~1989年)、水戸芸術館 美術部門芸術監督(1989~1990年)、ふくやま美術館 学芸課長・副館長(1996~2007年)、笠間日動美術館 副館長(2007~2010年)を歴任。 なお1991~1996年の期間は、インディペンデント・キュレイターとして資生堂のアドバイザリースタッフボード社外委員、栃木県益子町の学芸アドバイザーを務めたほか、スパイラル(ワコール・アートセンター)のゲスト・キュレイターなどとして、個別の企画も担当した。 主な著書・論文・討論:  芸術哲学、現代芸術批評 主な著書・訳書: 『日本の近代美術 7 前衛芸術の実験』大月書店 1993 総論と作家,作品紹介1本を担当 「『旧江戸城ノ図』と横山松三郎」(『MUSEUM』No.349 東京国立博物館 1980-4月) 「混然としたグレーのなかに─華北、満州を疾走した柳瀬正夢」(『柳瀬正夢 疾走するグラフィズム』展図録 武蔵野美術大学美術資料図書館 1995-11月) 「高橋由一・横山松三郎と長崎の「レーマン」」(『鹿島美術研究』年報第23号 2006-11月) 「討論 政治と芸術─日本の場合─」(『講座 20世紀の芸術 6 』岩波書店 1989 所収) 主な執筆新聞、雑誌、ラジオ番組: 「戦争画としての『砂川五番』戦後50年を洞察する中村宏の眼」(『毎日新聞』1996-1月29日)をはじめ『朝日』『山陽』『中国』『下野』など各紙に論評、エッセイ、連載コラムなど。2011年から契約読者限定配信のWeb Paper『Mediawatch 100』で美術コラム(随時掲載)を担当。 『美術手帖』展評(1981~82)、『季刊 みづゑ』美術季評(1983~85)を担当のほか、『plan B 月報』『美術フォーラム』『視覚の現場』『REAR』などにコラム、小論、展評など。 「ゆるぎやすひろの美術エッセイ」(FMふくやま、週1回、1997-4 〜1998-3に50週) 主な展覧会企画: 「『白樺』と大正期の美術」「1950年代 暗黒と光芒」「ナムジュン・パイク展」「1970年以降の美術 普遍性と個別性」「1920年代・日本展」など 東京都美術館で。 「イギリス工芸運動と濱田庄司」「楽しい美術散歩」「金刀比羅宮と美術の至宝」「岸田劉生・麗子展」「富岡鉄斎展」など ふくやま美術館で。 「distance / existence」スパイラルガーデンで。 「資生堂アニュアル 青木野枝展」「資生堂アニュアル 小林良一展」など 資生堂ギャラリーで。 「建物をえがく」など 笠間日動美術館で。「戦前から戦後、そして現代美術へ―—萬木康博氏によるオーラル・ヒストリー」(都美術館・学芸員小林明子とのQ&A)『東京都美術館紀要 No.28』(2022年2月28日発行)所収

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